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ドニー・ターゴ 2001・米

めずらしく映画の話です。めったに映画館に行くことはなく、もっぱらビデオです。これまでかなりの量の作品を観てますが、年齢ととも印象に残る作品が変わっていきます。アクション・戦争もの・SF・ホラーなど、血が出る映画は苦手です。ただ、40代になった今、印象に強く残った作品はなぜかSF。空想の世界だから印象に残りやすいのかな?

お気に入り度 ★★★★★(満点★5)

「世界の終わりまで、あと、28日6時間42分12秒」
ゴルフ場で目を覚ますと、腕に奇妙な文字が・・・。

17歳の少年がゴルフ場で目覚める。こんな場面ではじまる変な映画。終始、奇妙な世界観に包まれている。変だ変だと思いながらグイグイひっぱられて、すっかりハマってしまう。
ドニー・ダーコ
ドニー・ダーコ
この映画をビデオで観ようと思ったきっかけは、なんともミーハー的興味から。いつものようにTSUTAYAを徘徊していると、頭上に80年代にヒットしたデュラン・デュランの「ノートリアス」が鳴っている。なつかしいな〜。当時、私は彼らにハマっていた。そして「ノートリアス」がどんな使われ方をしているか見たかった。ただそれだけ。

当時、デュラン・デュランはルックスの良さから、アイドルクループと見下げられていた。でも私は、見かけに反した独自な音楽感、歌詞の難解さ、それらのギャップに見事にやられてしまった。ギャップに弱い人間なんだ。
映画では、イントロのティアーズ・フォー・フィアーズの「ヘッド・オーヴァー・ヒールズ」使い方も、これから始まる独自な世界を予感させてゾクゾクしてしまう。80代の洋楽が好きな人には、堪らない映画かも。

この映画はデュラン・デュランのように、一筋縄ではない。難解なSFミステリーであるため、より17歳の少年の世界観が脳裏に焼きつく。ピカピカした青さや苦悩や飢えが鮮明だ。だから、いつまで経っても強く残ってるのかもしれない。ジェイク・ギレンホールという主役を演じた俳優は、どちらかいうとお坊ちゃん的風貌に見える。その澄んだ目で表現される痛みが生々しくせつない。いかにも現代的。見るからに擦れた少年なら、これほど印象に残らなかっただろう。

この映画をビデオで観たのは2003年。この年の夏、私は大きな病気をし、手術をした。そのときはさすがに世界観・人生観がひっくり返った。この映画と同じではないけど、平時に見ている世界観がすべてじゃないことを知った。そのあたりのアンテナが反応したのかもね。

脇を固める俳優は豪華でなおかつ渋い。物理教師にドリュー・バリモア、ドニー・ターゴのセラピストにキャサリン・ロス、話題の自己啓発セラピストにパトリック・スウェイジ。地味な映画ながら、これらの役者が作品の独特な世界観を損ねることなく、うまくハマってる。不思議な作品が苦手な主人も、なぜかこの映画は気に入ったようだ。なんとも、するめのような映画。
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この記事に対するコメント

ははは、おばさんでした。
気持ちは常に28歳です(秒殺)
『ノートリアス』が中学生ですか!
私はしっかり成人してましたよ。
懐かしいし、昨日のようでもあるし。

hot milkさんも映画お好きなんですね。
オススメの映画聞きたいなぁ。
この映画は不思議な話なので、
消化不良を起こさせたらごめんなさい。
でも、機会があれば観てくださいね。

mana | 2005/09/15 9:21 PM
manaさん40代だったんですね!同い年くらいかと思ってましたよ(失礼)。
しかも、『ノートリアス』なんて私はえーとぉ、中学生でした。懐かしいなぁ。映画が大好きなので、オススメ映画とかいう書き込みを観るとウキウキします。今度観て見ますね。ドリューの物理教師なんてどんなんだろ。
hot milk | 2005/09/15 8:26 PM
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